アフィリやブログは本当にオワコンなのか?

 

最近よく「アフィリオワコン」「ブログオワコン」というような話題を耳にする。

意識的に検索とかしているわけではなく、目にする機会が多いということは、タピオカ現象みたいなもので一般需要が高まってきているのだろう。

この件に関して僕なりの考えを書いてみようと思う。

結構長くなります。(3385文字)

 

結論はみんな大体同じ

 

Q「アフィリエイトやブログはオワコンですか?」

この質問に対する回答は大体みんな同じである。

 

A「稼ぎにくくはなっているけど、まだまだ稼げます」

これがテンプレ回答だ。実際にそうなのだろう。

その前提で持論をあーだこーだ言っていこうと思う。

 

なぜアフィリやブログは稼ぎにくくなったのか?

 

まずなぜこの1年くらいで急激にアフィリエイトオワコン論が浮上してきたのか?という疑問がある。

この答えは、プロダクトライフサイクル(PLC)というのに当てはまるからなのだと個人的には考えている。

プロダクトライフサイクル(PLC)に関しては、ぼくも詳しいわけではないので詳しく知りたい方は調べて頂きたいのだが、簡単に概要を説明すると・・

商品を売る(ビジネスそのもの含む)ときの流れは大きく4段階に分類できる。

 

1.導入期
2.成長期
3.成熟期
4.衰退期

 

言葉通りの意味合いなのでここでは詳しく説明はしないが、少し考えると言葉のイメージで大体分かると思う。

 

まず導入時期に世の中に広めていく。この段階ではまだまだ無名な状態。

次に成長期が訪れ、ビジネスなら競技人工、商品なら認知度が徐々に上がってくる。グラフ的にはうなぎ登り状態となる。

次に成熟時期が訪れる。グラフ的には微増、微減と安定を示すようになる。

次に衰退時期が訪れる。グラフ的には右肩下がりとなり、徐々に売れなくなっていく。

 

もの凄いザックリではあるが、世の中の商品や流行り、ビジネス、生命など、多くの概念は大体この法則に当てはまる。

必ず衰退する主な原因は広がると飽和状態になるからだ。

この基本原則が大体のことに当てはまるということは知っておいたほうが良いだろう。

 

ブログ、アフィリエイトの話に戻すと・・

「なぜ稼ぎにくくなったのか?」の根本的な答えは「アフィリも成長期から衰退期に差し掛かったから」といえるだろう。

ただしこれは、業界自体の売上げ(ASP自体の売上げや業界全体の盛り上がり)が衰退時期に差し掛かったという意味ではなく、あくまでも個人で行うブログやアフィリエイトが衰退しているということだ。

 

ちなみに、今流行りのYouTubeも近い将来に同じような現象に陥ることは確定的である。

なので「今すぐアフィリを辞めてYouTubeを始めよう」みたいなよくある誘導は根本的にまったく問題の解決になっていない。

そしてYouTubeも実はすでに個人YouTuber単位で見ればとっくに衰退期に入っているといえるだろう。

 

パチプロ稼業も似た状況に陥っている

 

ぼくが一般人以上には知識があるといえる業界にパチンコ業界がある。

とはいえ大前提として業界に精通している人間ほど僕の知識があるわけではないので、あくまでパチンコを知らない一般の人へ向けて「こういう世界もあるんだよ」程度の情報だと思って頂きたい。

 

ぼくは10年ほど前から数年間パチプロとして暮らしていたのだが、状況的に今のアフィリ状況と似ていた。

当時パチスロは4号機から5号機に移行して数年経った時期でまさに「オワコン」状態だった。

素人が打ってまともに勝てる時代は終わっており、知識のあるプロしか勝てないとされていた。

しかし実際にパチプロとしてやってみると、思っている以上に簡単に勝てた。

当時だと、テキトーな店に朝から晩までパチンコを打ってさえいれば月25日稼働で月収50万円~は難しい話ではなかった。

日当にして2万円~くらいの台はゴロゴロ転がっていたし、少しの情報や打ち方の工夫さえあれば勝つのは難しい話ではなかった。

ところがそこからまた数年すると、簡単に稼ぐことも難しくなった。

理由は技術介入台が極端に減ったからだ。

それまでは甘デジなどで誰も触らないような台を技術で出玉を増やす方法ができれば、比較的にライバルもなく1日2万円くらいを稼ぐ手法は確立されていた。

しかし時代と共に、そういうことができる台そのものがなくなってしまった。

 

パチプロで生き抜くためには、大きく2つ大事なことがある。

 

1つは「時代の変化に対応すること」だ。上記のような環境の変化は変動の激しいパチンコ業界ではよく起こる。近年では数年に1度くらいは大きな規制も導入されてパチンコもパチスロも交互に厳しい状況になり、その規制の抜け道のようなものが確立されるという現象を繰り返している。

端的にいえば、数年経つと今までやっていたテクニックが通用しなくなるのだ。この環境の変化は常に起こるので環境適応能力は必須スキルになる。

 

2つに「モチベーションの維持」も非常に重要だ。

パチプロの平均寿命は2~3年といわれているが、この理由は1の環境適応能力不足の者が離脱していくというのもあるが、同じくらいに多いのはモチベーションの問題だ。

「パチプー」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

パチンコをやらない人からするとあまり聞き覚えのない言葉かもしれないが、パチンコパチスロで生活する者が自らを皮肉った言い回しである。

ただ負けているだけのパチンコ愛好者を皮肉った意味合いの「パチンカス」とはまた少し意味合いが違う。

モチベーションが維持できない大きな理由のひとつがこのパチプー状態に耐えられなくなるからだ。

基本的にパチプロは孤独な稼業だ。朝から晩まで誰とも話さないなんてザラだし、それこそ世の中から害虫扱いされる。職業を聞かれても誤魔化すしかない。

また、想像以上に肉体労働でもある。このあたりのことでイメージとの相違を感じて離脱する者も多いのだ。

 

ここでまたアフィリエイトの話に戻そう。

お気づきだろうか。

実はパチプロ生活とアフィリエイトで稼ぐことは非常に似ている。

細かい違いはあるが、生き残るのに大事な術2つも全く同じことが言えるだろう。

孤独な作業というのも同じだ。

不思議なことに、個人レベルでの稼ぎが衰退している現象も酷似している。

結局はどんな稼ぎ方や業界であっても同じような末路をたどるのだろう…。

 

パチンコ業界とアフィリエイト業界のひとつ大きな違いとしては、アフィリエイトはまだ業界全体の衰退はしていないということ。

パチンコ業界は業界全体が衰退して、個人で稼ぐことも難しくなってきているが、アフィリエイト業界は個人で稼ぐ難易度は上がっても、まだまだ業界全体の売上げは上がっているようだ。

 


(参考:バリューコマース年度別業績推移)

 

その辺りも考慮すると、やはりまだまだアフィリエイトも稼ぎやすい部類といえるだろう。

ちなみにパチンコもまだまだ個人で稼ぐことは容易であるし、業界の時給も他職種より遥かに高い傾向にある。

 

これからどうするべきなのか?

 

以上のことを含め、これからどうするべきなのかをまとめていこう。

結論をいえば、ぼくはブログもアフィリも辞める気はない。(ついでにパチンコも)

結局はコツコツと続けていくのが一番良いだろう。

ブログやアフィリエイトが稼ぎにくくなっている最大の理由はSEOの変化に対応できないからだ。

個人サイトが企業サイトに検索結果で対応できなくなった。(正確にはGoogleがそう判断している)

ただSEO云々は表面的な理由にすぎない。

根本的な理由は先述した通りなので、SEOからSNSやYouTubeに集客方法をシフトしたところで遅かれ早かれ稼ぎずらくはなる。

しばらくすれば状況が良くなるのかも?と期待することもできなくはないが・・

経済も同じで一度低迷すると基本的にはまたバブルに戻ることはまず期待できない。

これにもある種の法則性があるので、一度低迷したところは戻ることに希望的観測をすることはよくないといえる。

結局のところ、稼ぐ法則として絶対的なことは「環境に適応する」ことと「モチベーションを維持する」の2つしかない。

環境の適応やモチベーション維持は人によって捉え方は変わるだろう。

ぼくはコツコツ色々な切り口で試し続けてみて、そのことに楽しみを感じるというのが環境適応とモチベーション維持のどちらにも繋がる最善策だと考えている。