ドラゴンクエストユアストーリーを見た感想..オチって大事

ネットフリックスでドラゴンクエストユアストーリーという映画を見たのでその感想を書こうと思う。

基本情報、あらすじ

この映画は2019年8月に公開された映画のようだが全然知らなかった。(当時は映画をあまりチェックしてなかった)

ストーリーのベースはドラクエ5となっており、絵柄が本家と大幅に変わっており、初の3DCGアニメ映画だったという。

あらすじは概ねドラクエ5と同じなのだが、ちょくちょく独自の設定や展開を入れている。

雑感あれこれ

2時間という尺の中でどの要素を入れ、どれを切るのか、はっきりとしている。

その判断や微妙に異なる設定が原作ブランドが強すぎるがゆえ賛否が出るところだろうか..

例えば、大きな設定の違いとして主人公の子供は勇者という設定は同じなのだが、双子という設定ではなくなっている。

男の子が勇者でという設定なので、ストーリー的には大きな差はないところではあるが、こういう微妙な設定な違いだけでもビッグタイトルだけに攻めているなという印象。

あとはマスタードラゴンが人間に化けているという設定はあったかなかったか覚えていない。

ドラクエのストーリーもたいていの人は大雑把な設定しか覚えてないだろうし、そのあたりを上手く活かしてるあたりも逆手をとった感じで悪くない。

映像もかなり綺麗で、本家とはだいぶ絵柄も変わっており、キャラデザも鳥山明氏ではなくなっているので、違う作品に感じるほど斬新さもある。

衝撃のオチ・・

いろいろと攻めてはいるが、ラストのゲマ戦までは非常に良い完成度だと思う。正直文句のつけようもないクオリティである。

が、やはりなんといっても衝撃なのはラストシーンだろう。

実はこの世界は現実でした..。というオチ…

現実世界の人間がドラクエ5の最新リメイク版をVRゲームでやってましたという謎の展開になり、そっからバグ云々とよう分からんくだりに入り、最後は夢オチみたいな話でしたってことで物語が終わる。

夢オチともいえるし、シミュレーション仮説ともいえる何とも斬新なオチなのである..。

まるで映画トゥルーマン・ショーのような話に仕上がっている。

これには本当に久しくないレベルの衝撃だった。

原作には登場しないずーっとくっついてくるスライムが明らかに伏線っぽくて最後役に立ち、こういうことかと思いきやもっと重要な役目があったという。このあたりも巧妙な作りではある。

元ネタが大人気ゲームだからこそできる落とし方でもある半面、急なメタ展開を考慮すると、やっぱり炎上は妥当かなとも評価できる。

どうあれ見て欲しい映画である。

総括

終わりよければ全てよしとは良くいったもので、逆をいえば途中過程がどれほど優秀であれ、最後がダメだと台無しになるのである。まさに一般評価ではそういう作品といえるだろう。

それでも個人的には映像も含めてかなり好き。当然オチも最高だったし、これで良いと思う。

鳥山明がキャラデザから外れたことも逆に良かったのではないだろうか…

3Dっぽいアニメーションも好みが分かれそうなところだが、個人的にはドラゴンボール絵柄でやるよりか良かったと感じる。

というか、完全に鳥山絵柄で2Dアニメーションでこのオチなら炎上どころでは済まないような気もする(笑)

 

総括すると、最高の映画だと思うのだが、どうやら興行収入的にはドラクエブランドを使って金をかけたわりには収益は伸び悩んだようで・・興行的には失敗ということだろう。

ドラクエ6あたりで第二弾をやって欲しいところだけど、続編は期待できなそうだ。残念。

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