
進撃の巨人全34巻を読んで感想を毎日1記事ずつブログに書いていくのコーナー。
今日でなんと、34日目。はい、いよいよ最終回となります。長かったです。
34巻のあらすじ
最終局面。エレン(始祖の巨人)の圧倒的な力の前に為す術もない一同。
早々にアルミンは取り込まれて窮地になるも、鳥の巨人となって登場したファルコによって何とか戦況を立て直す。
アルミンはユミルの中でジークと再開する。
リヴァイがジークを仕留めると地鳴らしは止まるも、煙が発生しジャン、コニー、ガビは無垢の巨人化してしまう。
気になるポイント
忍法、穢土転生の術!!
最終局面でも始祖の巨人のチート能力が遺憾なく発揮されます。歴代の9つの巨人の継承者を戦闘するだけの操り人形として召喚できるみたいです。
ファルコ、ファルコンになる
「僕は空を飛ぶんだ!夢で見たんだよ!!」と、厨二病全開だったファルコが本当に夢が叶い鳥巨人となって登場。名前の由来はファルコン?だったのか、これも伏線だったとは..。
いってらっしゃい、エレン
最後エレンを仕留めたミカサの一言。意味がまったく分からないですが、どうやら1話の冒頭シーンに繋がるということのようです。
雑感

ちゃんと終わりました。まず一番はそこですね。
最後に関しては、というか、道のくだりとか意味分からないところとかいろいろあるんですが、そのへんは基本的に作中で説明はせずに考察してくれって感じですよね。
ただ、最後のミカサの選択で救われるみたいなのだけは意味が分からないというか、さすがに無理やりすぎるような気もしました。
人類の8割を殺害しておいて自己犠牲で終わらせてしまうというか、それで納得してしまう仲間もよく感情が分からないような気もします。
未来の概念とか意識の世界とか出てくると、何でもあり感が強くなりすぎてきて、ジークやエレンの最後も結局死んだのかどうかも描写だけだとイマイチ分かりにくようなところもありました。
最後のおまけ漫画のようにメタ的な視点も加えればギャグっぽく締めれるし結局それがベストなのかもしれませんね。
本編最後の2ページでは、結局は歴史は繰り返されるというような終わり方でした。このラストの演出はさすがでした。
総評
作品全体の総評としては、やっぱり22巻(海まで)までがベストだったのかなーと思います。
マーレ編も序盤は悪くないんですが、結局最後までエレンの暴走劇の域を出なかったのは残念でした。
未来予知とか、記憶操作とかの概念が出だすと、何でもありになりすぎて話もややこしくなるので成功するのは難しいのかもしれません。
エレンも結局は良いやつで、最後暴走する前に1人1人に会いに行ってて(道で?)その記憶はすべてが終わるまで消していたみたいなことのようですが、ややこしいし、表現としても少し遠回りすぎますね。
「終わりよければ全てよし」とも言うので逆をいえば終わり方が微妙だと微妙な印象がどうしても先行してしまいます。
そういう意味では、進撃の巨人は終わり方は微妙だったので、微妙な作品ともいえますが、やはり全体を通してみると、近年稀に見る良作といって良いと思います。
企画の総評
最後の最後にこのコーナー自体の総評もしていきます。
進撃の巨人全34巻を読んで感想を毎日1記事ずつブログに書いていく。という企画をしてました。
そもそもは詰ん読解消のため始めた企画でしたが、思っている以上に大変でした。
記事のクオリティはどうあれ、何よりもこうして34巻最後まで読み終えて記事もアップできたので、完了主義的にはちゃんと終われて良かったと思います。
記事にする以上は、最低限の情報も間違えたくはないので、しっかりと読み直したりもしましたし、ところどころ理解が微妙なところはネット検索もして確かめました。
普通に読んでるだけだと、なかなかここまではしないので、アウトプット効果という意味でも良い企画といって良いですね。
更新は毎日1巻ずつといっても、実際は書ける日にまとめて書いてました。
ブログの予約投稿機能も久々に使いました。
やってて感じましたが、ブログを毎日更新するなら予約投稿は必須ですね。
1日1記事更新を毎日決まった時間で書くといっても、その日によって体調も違いますし、気乗りしなかったり、急用ができたりと、毎日更新するのに1日1記事を書くのだとストックもないので絶対にどこかで崩れるように思います。
なるべく毎日1記事書く。という中途半端な目標にすると、「今日はまあ良いか」という妥協が続いてしまったりもするので、毎日更新を目標にして、調子の良い日にまとめて書いて予約投稿しておく。というのが毎日投稿する上で自分としては一番やりやすいし、結果的に更新量も増えてなおかつ持続もしやすいです。
そんな感じで、すごい面倒でしたが進撃の巨人の理解度も深まって、最終巻が出てから半年近く積ん読していた進撃の巨人を1巻からちゃんと1ヶ月かけて読み直せて結果的には満足できました。