
毎日1巻ずつ感想やら考察を書いていく企画21日目。進撃の巨人21巻の感想です。
進撃の巨人21巻のストーリー展開
ウォール・マリア奪還作戦は最終局面。
戦闘で瀕死の重症を負ったエルヴィン団長とアルミンのどちらかを巨人化させ捕えたアルベルトを喰わせて人間に戻し大型巨人も奪うことに。
誰もがエルヴィンの復活を希望するが、幼馴染のミカサとエレンだけがアルミンを救いたいと駄々をこねる。
最終判断はリヴァイに委ねられ、アルミンを復活させた。そして一同はついにイェーガー家の地下室へ潜入する。
気になるポイント
ライナーとベルトルトを捕獲
裏切り者のライナーとベルトルトを捕獲した調査兵団でしたが、ライナーの方は四足歩行の巨人に奪還されてしまいます。アルベルトの方は捕獲し、最後は巨人化したアルミンに喰われ超大型の能力を奪います。
エルヴィンかアルミンか
この2択はもちろんですが、この2択へもっていくまでの流れが素晴らしいですね。食い入るように読み込んでしまいますね。
ついに地下室へ
進撃の読者にとってのひとつの悲願ともいえるであろう地下室への到着。ついにこの巻で達成されましたね。
いよいよ地下で何かしらの謎が判明するはず・・。
ユミル・フリッツ
今から1820年前にユミル・フリッツが悪魔と契約し巨人の力を手にした。と語られますが、あのユミルとは何か関係があるのか・・。
雑感
地下室へ一番行きたかったであろうエルヴィンが結局地下室にたどり着けない..というのは良くできた話ではありますが、後から見返すと露骨なフラグでしたね。
ここでアルミン復活ルートを選択する時点で、この作品は大きくは王道へ進んでいくんだなと改めて認識できました。
最後の大オチはほぼ100%ハッピーエンドになるだろうなと…。
ウォール・マリアも無事奪還に成功し、長かった地下室の伏線も回収し、いよいよ世界の謎が判明してきますね。
まとめ
21巻で回収した伏線
・エレンの家の地下室
地下室は一見普通の資料室のようだったが、机の中には思春期がエロ本を隠すような構造の二重底で秘密の日記が隠されていました。
秘密日記には、壁の外の世界で育ったグリシャの生い立ちが記されており、エルディア人であった自分がいかに差別をされてきたかが語られます。
・獣の巨人の正体
エレンの腹違いの兄であることが判明。21巻の冒頭でエレンと接触しエレンを父親の洗脳から開放すると言います。さらに地下室からの回想シーンではグリシャが壁の中で結婚し授かった子供としてジークが登場します。最後はジークの密告によって父グリシャがマーレから追放されるというところで21巻は終わります。
その他、未回収の大きな謎
・ユミルの民とは
・ライナーたち組織の正体
・壁の中に埋め込まれてる巨人の真相
・ヒストリア姉など始祖の巨人継承者の王族が初代王の思想に洗脳されてしまう理由