進撃の巨人22巻ネタバレと感想「海到達までは神漫画だった..海までは..」

エスジェイ(@crisisnoeln)です。

進撃の巨人を毎日1冊ずつ読み進める企画22日目。いよいよ節目の22巻まで来ました。

進撃の巨人22巻のストーリー展開

グリシャは反マーレ派の思想を幼いジークに教育し、マーレの戦士を装いマーレ軍にスパイとして送り込んでいた。
しかし、ジークは7歳の頃に反逆者の親を密告し、グリシャらエルディア復権派は楽園送りにされる。
グリシャ以外のエルディア復権派はみな巨人化されるか巨人化した同胞の餌にされ処分されたが、最後まで残されたグリシャはフクロウの手助けもあり何とか一命をとりとめた。
フクロウから進撃の巨人の力を継承したグリシャは壁の中へ向かうことになる。

気になるポイント

エレンママを喰った巨人の正体

1話でエレンの母親を喰った無垢の巨人の正体は、エレンの父親の元嫁だと判明した。
ダイナ・フリッツはエルディア王家の血を引く最後の存在にしてジークの母親でもある。

不戦の契り

始祖の巨人の力を奪ったところで王族以外は使用できない。王族が始祖の巨人を継承しても不戦の契りにより使用できない。
つまり今のところ始祖の巨人の力は使用する方法はないということだが、上記のダイナ・フリッツのなれの果てとエレンが接触した際に発生した超パワーが後の鍵となる。

ユミルの正体が判明

ユミル・フリッツの話やユミルの民の存在など明らかになり、104期のソバカス女ことユミルはどういう存在なのか..謎が深かったわけですが、結局のところただの名もなき物乞いが担ぎ上げられていただけという…。

22巻時点では、なぜユミルがアギトの力を使えたのかまでは深く説明されてませんが、ユミルの力を最初見たときのライナーとベルトルトの反応や、ユミルを見たときにマルセルの名前だけはライナーが口にしているので、察しが良い人はだいたいの流れが分かるでしょう。

ユミルの言っていたそれは「せ—-」の伏線回収

11巻で伏線になっていたユミルの発言「敵?それは言ってしまえば「せー〇〇」の伏線が回収されました。

大した意味もないし、ここまでくると無駄な伏線な気もしますが、まあこういうのも含めて進撃の伏線ですね。「敵?そりゃ、セクロスフロンティアだろ~」みたいな真の敵を示す隠語ではなくて一安心です。

ヒストリアの手にキスしたエレン

表彰式的なやつでヒストリアの手にキスしたエレンに何か記憶が蘇ります。ここも後半で結構重要なシーンとして繋がってきます。

雑感

この巻では一気に伏線回収でいろいろと説明され、情報量が多すぎて気が狂いそうになりますが、だいたい何言ってるのかは把握できました。

ユミルは王族だったとかそういうのではなく、その正体は・・ただの祭り上げられただけの乞食で、その後楽園送りにされ60年さまよって、運良く(悪くともいえる)ライナーたちの同胞のマーレ戦士マルセル(アギトの巨人)を食べて人間に戻れました。

しかしながら、結局はマーレに捕まって(最後は自主的に)最後は喰われて終わるという..なんともかわいそうな人でした。

ヒストリアのことは王様だから狙ってたとかそういう意図もいっさいなかったようです。単に気が合い、というか百合的な意味で好きだったようです。

22巻の最後では海を発見していよいよ塀の外のやつらと戦うぜー!というところで終わります。やっぱり海までは神展開ですね。海までは!

ひとまず~第一章完~といったところですね。

まとめ

22巻で判明したこと

・ユミルの正体
・不戦の契り
・グリシャの正体
・エレン母殺しの巨人の正体

まだ不明な点

・ライナーやジークの正体(詳細)
・不戦の契りの破り方

22巻までには世界観や設定の説明がほぼ終わるので作中全体の伏線としてはほとんど回収し終わった感はありますね。

23巻からはマーレ編に突入しますが、いきなり舞台や話が変わって新キャラが続々と登場してきます。この話が回想1話くらいかと思いきやガッツリと続きます。

アニメだと3期の最初で、流れで見ると「???」となるので注意です。

確かにこのあたりから賛否分かれるのは分かりますね。