
エスジェイ(@crisisnoeln)です。
進撃の巨人を毎日1冊ずつ読み進める企画23日目。23巻の感想です。
進撃の巨人23巻のストーリー展開
イェーガー家の地下室へ到着し、この世界の事実を知ったエレンたち。さらに壁の外人類として壁内へ潜入して来ていたライナーらの正体が明らかになってくる。新章マーレ編の開幕。
気になるポイント
知らない人たちが続々と・・
23巻からは最初読むと別の漫画かと思うほどに違う内容が続きます。
途中で巻を飛ばしてしまったのかと確認してしまう人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、ちゃんと話は繋がっており、これはどうやら壁の外の人類の話が始まったようです。
巨人になることは栄誉
巨人の能力を継承すると13年で寿命がくるので若くして継承すると20代で死ぬことになりますが、マーレ戦士の候補生たちはそれが分かった上で家族や栄誉のために戦います。
ここらへんの感情の葛藤の描き方なんかは本当によくできています。
マーレ人はほぼ出てこない
マーレ編といいつつも、実質はマーレに飼われているエルディア人たちが主役の話で、実は名前のあるマーレ人は作中にもほぼ登場しません。
主要人物
マーレの戦士
ジーク・イェーガー
戦士長。エレンの腹違いの兄であり、獣の巨人の継承者。あと1年で任期が終わる。(絶命する)
ライナー・ブラウン
パラディ島潜入作戦の唯一の生存者。今は戦士隊の副長になっている。鎧の巨人の継承者。
ピーク
タレ目がキュートな黒髪の女性。四足歩行の巨人の正体で車力の巨人の継承者。
ポルコ・ガリアード
かつて兄をパラディ島潜入作戦で亡くしたこともありライナーとは因縁がある。顎の巨人の力を兄から奪ったユミルから継承。
マーレ戦士候補生
ガビ・ブラウン
マーレ軍VS敵国の戦争で囮として活躍。元気いっぱいの女の子。ライナーの従姉妹(いとこ)で鎧の巨人の次回継承者の候補最有力者でもある。
ファルコ・グライス
ガビに思いを寄せる男の子。実力的にはガビに劣るもガビを生かすためにも自分が巨人の継承者になりたいと葛藤している。
コルト・グライス
ファルコの兄貴。ジークから獣の巨人の継承をすることがほぼ決まっている。
ウド
めがねの男の子。普段は大人しいが切れると暴走するタイプ。
ゾフィア
金髪ショートの美形幼女。クールでガビとは対照的。
雑感
アニメで見ていても、ここはいきなり人物が変わって焦りますね。
ジークやライナーが見た目が大人になって登場するので、そっち側の話だということは察することはできるのですが、いかんせん話が繋がらないというか、いきなりすぎるために思わず巻数や話数を確認してしまいます。
個人的にはこのマーレ側に視点が変わるってところも凄い良く描けているし、作り込まれていてすごく良いと思います。
まとめ
壁に潜入していた人たちがどんな環境で育ったのか、謎もどんどん明らかになってきます。
マーレは始祖の巨人奪還にまた動き出そうと計画しています。
一方で、エレンたちが今何をしているのか…
このあたりから「壁の中の人類VS外の世界」という「巨人VS人間」の話から一気に「人VS人」の話へなっていきます。