進撃の巨人を毎日1冊ずつ読んでいく4巻感想※ネタバレ含む

エスジェイ(@crisisnoeln)です。

4日目です。4巻です。はい。

前回まで

進撃の巨人を毎日1冊ずつ読んでいく3巻感想※ネタバレ含む

2021年9月21日

 

4巻のストーリー展開

エレンは巨人の力を使って第二の壁ウォール・ローゼに開けられた穴を塞ぐことに成功する。

まだ完全に疑いが晴れたわけではなく地下牢に閉じ込められるが、リヴァイの監視付きという条件で調査兵団への入隊が許可されることになる。

気になったポイント

ウォール・ローゼの死守

多くの犠牲をはらったものの実質、人類史上初となる巨人の侵略を防ぐことに成功した。この事件と第一の壁ウォール・マリア破壊までの事件は作中中盤までの大きな伏線となっている。

 

マルコ死す

回想シーンでマルコの活躍を描きつつ、現在に話が戻るとマルコの残酷な死骸の描写が..。このあたり、さすがの演出です。
トップ10のうちの1人であり、噛ませ犬的な役割であるのは否めませんが、物語全体を通してもマルコの死が始まりとなっていきます。
ジャンはマルコの死によって憲兵団志望から調査兵団へ変更しました。

 

超大型巨人と鎧の巨人も巨人化の力

調査兵団は壁を壊した超大型巨人と鎧の巨人もエレンと同様の力によって生まれた存在だと考察していた。
伏線になっている地下室にはこのあたりの謎が判明する手がかりがあるということも判明します。

 

雑感

4巻も回想シーンが多いです。進撃の巨人は時系列のシャッフル演出が多いですね。これがまた所見だと分かりにくいんですよね…。

1巻で紹介された同期の訓練兵たちとの厳しい下積み時代のエピソードが描かれます。

ここで1巻で紹介されたTOP10のメンバーが掘り下げられていき、彼ら彼女らが物語の重要人物であることが徐々に見えてきますね。

マルコも噛ませのようで、これはこれで重要な役割を果たしているわけです。

電子書籍版ではコミックの後ろがなぜかありませんが、コミックの裏面に主要10人のシルエットが映し出せれており、死亡した者から順に消されるというシャレた演出もありますね。

裏表紙

どんどん減っていく

左から順に成績順になっています。7位のマルコさんは早々に消えてしまいましたね。

4巻時点ではほとんど謎のままなので先の展開に期待という感じですね。

 

まとめ

★これまでの気になる伏線、謎
・1巻の冒頭シーン→未回収
・エレンの家の地下室→未回収
・エレンがグリシェに打たれた注射→未回収
・巨人の正体や生体→未回収
・エレンの巨人化能力の謎→未回収

★新たな伏線、謎
とくになし

★4巻で判明したこと

5年前にウォール・マリアを襲った超大型巨人と鎧の巨人はエレンと同じ力によって生まれた可能性が高い。

★新たな重要人物
・エルヴィン団長
調査兵団の団長。凱旋時に少しだけ登場していたが、地下牢でしっかりと登場した。

 

管理人エスジェイの小言

アニメを見ていても思ったのが、鎧の巨人が分かりにくい。急に出てきた感があって、あとから読み返してみても鎧の巨人と普通の雑魚巨人の区別がつきにくい。これは単に画力の問題もあるのか。

リアルタイムで読んでたときはここで一回挫折しているのだが、たしかに今読み返しても話がゴチャゴチャしすぎていて先が見えないし、そこまで面白くなる気配も感じられないので、まあ普通に読んだらこのあたりでリタイアする人も多いのかなーという感じ。

まだしばらくは伏線地獄が続く模様…。