石田衣良の小説家を目指すなら1000冊小説を読もうという話を聞いて思うこと

エスジェイ(@crisisnoeln)です。

IWGPで有名な石田衣良氏の小説家志望者へ向けての動画を見た。

授業の中で石田氏は小説家になるなら本を1000冊読むべきだと言っている。

それもただ1000冊読むだけではなくて、各ジャンル(恋愛、SF、ファンタジーなど)で1000冊くらいは読みたいと..。

今回はそのことについて思うことを書いていく。

参照の動画

実際にそんなに読んだほうが良いのか?

まず単純な疑問として、小説を書くのに小説をそこまで読む必要があるのか?という疑問がある。

まず自分で考えるよりも、プロは小説家になるための読書量をどのように捉えているのかの情報を見ていきたい。

小説家が小説家になるための指南書みたいなやつは山程出ているが、その中でも今はやっている指南本は松岡圭祐氏著の「小説家になって億を稼ごう」という本だ。

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この本に関しては、石田氏も自身のYouTubeチャンネルで特集もしている。

本を読む量に関して、小説家になって億稼ごうの中では、2~3冊お気に入りの本を見つければ良い程度しか書いていない。

他にも参考までに、森博嗣氏はエッセイ本の中で「小説家になりたいなら小説なんて読んではならない」という旨の発言をしている。

小説を読まないほうが良い理由としては、自身がほとんど小説を読まないというのと、他人の内容に引っ張られてしまうからという感じの理由からだ。

それらを踏まえて・・

結論からして、結局小説は読んだほうがよいのか考えていくと、できればたくさん読んだほうが良いだろうということだろう。

著書『小説家になって億稼ごう』の中でいわれてる参考になる2~3冊を探すにも、本当に自分の中で参考になる2~3冊を探すにも、5~10冊読んで見つかる確率は低いだろう。

石田氏の動画の中でも語っていたが、1000冊読んでも参考になる物は2%程度。

(ちなみに、動画内では計算は間違えている。本当に感銘するのは全体の0.2%だと言っているが1000冊の0.2%だと2冊になってしまう。前後の文脈から20冊のほうが正しいと思われるので、正しくは2%。)

この理屈からいっても、参考になるほど良本に出会うためにも、少なくともジャンルで100冊くらいは読まないと見つけるのも難しいといえる。

ただこれは物語のパターンを肌に染み込ませるみたいな意味も含んでいると思うので、あくまでもこれくらい読めば理解が深まるというひとつのトレーニング方法のようなものなのだろう。

まとめ

単純な話、例えばラノベ作家になりたいならラノベ100作くらいは最低でも読んで、物語のパターンやキャラクターなど頭に入れようという話だ。

1000冊の割合が半分は海外の小説を読んだほうが良いという考えも言われてみるとその通りである。長い目で見れば偏るし鎖国的になってしまう。

海外のラノベっぽい小説もたくさんあるが、日本のラノベで海外っぽいラノベの影響を受けている作品は今の人気どころではほとんどないように思う。

そもそもラノベが好きでラノベを書く人で海外のラノベっぽい作品を読む人の割合も低いような気もするが・・これに関しては、ライトノベルというジャンルが少し特殊だというのもあるだろう。

一般のエンタメ小説や純文学で考えると、やっぱり海外の小説は読んだほうが良いだろう。

何よりも一番の問題が、ぼくの場合これだけの量を読むのに今のペースだと20年以上かかるということだ。

月数冊読めば一般的には読書家の部類に含まれると思うが、1000冊読むとなると1日1冊でも3年かかるわけで・・

これを各ジャンルでやるとかなると、少なくとも1日2~3冊くらいのペースで読まないと厳しい計算になる。

 

いろいろと考慮すると、1000冊を読んでインプットするとなると、よほど時間に余裕がないと難しいだろう。

もちろん、書きながらも常に読み続けようという意味でもあるのだが、これから書いてみようという人がそこを目標にしすぎると本末転倒になってしまうだろう。

結論、この話は参考程度に「そういう説もあるのか」程度にとどめておく。

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